ドラム缶について

ドラム缶用語集 五十音

用語 解説
圧入
Insertion
プレスの圧力で天板に口金フランジを装着する事。 天板に穴明け縁立て加工後、穴明け部に口金フランジを挿入し、口金フランジ先端円筒部をプレス加工にてカーリング固定する。
亜鉛メッキ鋼板
Hot-dip zinc-coated steel
冷間圧延で製造された冷延コイルを溶融亜鉛槽に浸して亜鉛メッキを施したものである。
圧入フランジ
Inserted flange
鋼製ドラム缶の天板に取り付けられる圧入タイプの注入口と換気口で、雌ねじを有するもの。 材質が鋼板でプレス成形により製作されたもの。

用語 解説
(シート)エッジグラインダー
(Sheet) Edge grinder
鋼板のシャーエッジの酸化膜を除去し、ドラム胴体シーム溶接の品質を安定させるため鋼板端部を研磨する機械。 鋼板品質が悪かった時代によく用いられたが、近年鋼板品質の安定化が進み、現在では表面処理鋼板のエッジ部めっき剥離(溶接性改善が目的)等にのみ使用されている。
エアレスポンプ
Airless pump
エアー駆動のピストンにて塗料を加圧し回路内に圧送するポンプ。
エキスパンダー
Expander
円筒状の缶胴体を割型により内部より圧拡成形する機械。
衛生試験、衛生性
Sanitary test, Hygiene property
例えば、厚生省告示20号(昭和57年:「食品、添加物等規格基準」)では、食品又は添加物がドラム内面に触れ、人の健康を害うおそれのない様に以下のような試験項目を定めている。 ドラム内面が無塗装の缶はヒ素、鉛及びカドミウム、塗装した缶はヒ素、鉛、カドミウム、フェノール、ホルムアルデヒド及び蒸発残留物の試験の適用を受ける。 また、その浸出用液(溶媒)としてpH5を超える食品は水、pH5以下の食品では0.5%クエン酸溶液を用いる。
エポキシ樹脂系塗料(1)
Epoxy resin
エポキシ樹脂を塗膜主要素とする塗料。 特に耐アルカリ性にすぐれ、耐酸性、耐溶剤性、耐水性もよい。 またフェノール樹脂に比し、塗膜密着性、可撓性がよい。
エポキシ樹脂系塗料(2)
Epoxy resin
おもに高温焼付けタイプの塗料に多く用いられている。 密着性が良く、硬化すると耐薬品性・耐水性・可撓性(タワミやシナリに対する強さ)に優れるため、内面塗装として最も多く使用されている。 (おもな特徴:耐弱アルカリ性・熱硬化性・耐溶解性・密着性・可撓性)

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