ドラム缶について

ドラム缶用語集 五十音

I

用語 解説
IAEA International Atomic Energy Agency
国際原子力機関【国際】
IATA International Air Transport Association
国際航空運送協会【国際】
ICAO International Civil Aviation Organization
国際民間航空機関【国際】
ICCA International Council of Chemical Associations
国際化学工業協会協議会【国際】
ICCR International Condeferation of Container Reconditioners
容器更生業者国際連盟
(旧称:ICDRカバー範囲を広げる目的で、DrumをContainerに変更)【国際】
ICDM International Confederation of Drum Manufacturers
国際ドラム缶製造業者連合会【国際】
IEC International Electro Technical Commission
国際電気標準会議【国際】
IFDI International Fiber Drum Institute
国際ファイバードラム協会【国際】
IMO International Maritime Organization
国際海事機関【国際】
IPANA Industrial Packaging Association of North America
北米産業容器同盟(アイパナ)
(ISDI,IFDI,PDI及びRIBCAにより構成される新缶のみの組織)【米国】
ISO International Organmization for Standarization
国際標準化機構【国際】
ISDI Industrial Steel Drum Institute
米国ドラム缶工業会、旧称はSSCI【米国】
IBC Intermediate Bulk Container
中型容器【国際】
IMDG Code International Maritime Dangerous Goods Code
国際海上危険物規定【国際】
危険物輸送に関する勧告 Recommendation on the transport of dangerous good-Model Regulations
国際的な危険物の輸送に関する基準は、国連危険物輸送専門家委員会が作成した「危険物輸送に関する勧告」(通称オレンジブック)による。 このオレンジブックを受けて、国際的な危険物の海上輸送及び航空輸送の規定が以下の機関で定められた。
海上輸送:
IMO(国際海事機関 International Maritime Organization)
IMDGコード(国際海上危険物規定 Internationl Maritime Dangerous Goods Code)
航空輸送:
ICAO(国際民間航空機関 International Civil Aviation Organization)
T.I(航空機の危険物輸送安全技術基準 Techical Instructions for the Safe Transport of Dangerous Goods by Air)
それらの規定について、各国が関係法令を整備し対応している。
日本における危険物の輸送の法体系は、次の通りとなっている。
海上輸送:
国土交通省の「船舶安全法」の「危険物船舶輸送及び貯蔵規則」
陸上輸送:
総務省の「消防法」の「危険物の規制に関する政令」、
「危険物の規制に関する規則」並びに厚生労働省の「毒物及び劇物取締法」の「毒物及び劇物の運搬容器に関する基準」
航空輸送:国土交通省の「航空法」の「航空法施行規則」
圧入
Insertion
プレスの圧力で天板に口金フランジを装着する事。 天板に穴明け縁立て加工後、穴明け部に口金フランジを挿入し、口金フランジ先端円筒部をプレス加工にてカーリング固定する。
衝撃点
Impact point
(1)衝撃とは一般(物理、化学)的には、「急に物体に加えた力」と意味づけられており、ある物体に加えられた力の位置(点)である。
(2)JIS Z 1601対角落下試験の場合は、「天板を下にして胴体溶接部に最も近いチャイム」部を衝撃点としている。
水圧試験
Internal pressure (hydraulic) test
例えば、JIS Z 1601「鋼製タイトヘッドドラム」では、鋼製ドラムの水圧試験方法として、概略以下のように定めている。 ドラムに適切な方法で水を注入し、このドラムの胴体溶接部が上面になるように横置きにして、容器等級ごとに定められたゲージ圧で5分間放置し、漏れの有無を調べる。 ただしJIS Z 1607で定める「金属板製ふた・口金」(ペール)に関しては、口金を取り付けた容器に着色水をいれてふたを締め(A形は中ぶたをはめ、B形はプロテクタをする。)、ふたを下方に向けゲージ圧40kPaの圧縮空気を送り込み4分間放置した後、ふたから着色水の洩れの有無を調べる。
内圧、外圧、(内外圧等圧)
Internal pressure, External pressure (Isobaric internal & external pressure)
液体を収納する鋼製ドラム等の落下試験においては、落下時の衝撃荷重により缶の形状が変形し、缶の内容積が変化して落下前と内圧(缶内部の空気圧力)が変わる。 落下前の内圧は外圧(缶外部の大気圧)と等しかったものが、落下後は一般的には内容積の増加により低くなり、内部の液体は漏洩しにくくなる。 そこで落下試験の判定基準の一つとして、落下後に内圧と外圧を等しく(内外圧等圧という)し、内溶液の漏洩を調べる方法がある。これをベントテストという。
圧入フランジ
Inserted flange
鋼製ドラム缶の天板に取り付けられる圧入タイプの注入口と換気口で、雌ねじを有するもの。 材質が鋼板でプレス成形により製作されたもの。
内面塗料
Internal coating
ドラムには千差万別な物質が入れられ、輸送、貯蔵するためには欠くことのできない容器として幅広く利用されているが、現在では、新しい化学物質、放射性物質、または腐蝕性、浸透性、の強い物質などが充てんされることが多いため、その内容物に耐えられる合成樹脂系塗料、例えば、エポキシ系、フェノール系、ビニール系などの塗装をドラム内面に施す(Coating)ことにより、内容液におかされない内面(抵抗性)物性をあたえる目的で用いられる塗料をいう。

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