鋼製ペールの特長
JIS Z 1620では取っ手をつけた18Lから20Lの容器を鋼製ペールと呼んでいます。ここは鋼製ペールのコーナーです。
※ペール(Pail):バケツ、手おけ、バケツ状の容器
鋼製ペールの特長
鋼製ペールはお客様の目的や用途によって「強度・安全性」「気密性」「耐薬品性」など、さまざまな機能が求められます。
鋼製ペールは次のような特長があります。
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1 きれいな外装印刷
オフセット印刷機械で鋼板に直接印刷できるので、中身のイメージアップ、高級感が図れます。
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2 多様な内容物に対応
潤滑油、酸、アルカリ、化学薬品、農薬など多様な内容物に適した鋼製ペールがあります。
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3 充填作業が容易
1種、2種は天ふたの取り外しが可能なため、高粘度物質、粉体の充填が短時間にできる。また充填物や充填量の確認が容易に出来ます。
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4 充填後天ふたの締め付けで梱包終了
ダンボール、木箱など外装が不要です。
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5 危険物運搬容器
鋼製ペールは安全で堅牢な容器として、危険物の危険等級に応じた、UN、KHK、JSDAの性能試験に合格し、認証されています。
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6 空缶の輸送スペースや空缶の保管スペースの効率化
テーパー形鋼製ペールは積み重ねが出来るため、空缶の輸送スペースや空缶の保管スペースが削減できます。他の容器と比べ約半分のスペースに収まります。
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7 環境にやさしい
ご使用後の鋼製ペールの空き缶は約9割が鉄源として、電炉メーカーや高炉メーカーで再使用されています。 つる付きの鋼製ペールはご使用後も他の品物を入れる容器として、また液体や粉体を攪拌するための容器として再利用されています。