ドラム缶について

ドラム缶用語集 五十音

O

用語 解説
鋼製オープンヘッドドラム
Open head steel drum
ドラム缶の天ぶたが取外し可能な鋼製ドラム。 一般的に粉体、固体用に主として使用され、そのほか一部液体にも使用される。 JIS Z 1600で規定されている鋼製オープンヘッドドラムをいう。
酸化皮膜
Oxide film
熱処理加熱の際に鉄鋼が空気中の酸素と化合して酸化鉄をつくる現象を酸化といい、酸化によって生じたスケールを被膜という。 鋼板の一般的製造方法は、スラブ(Slabs、板用鋼片)を加熱炉に通し、圧延機にかけたのち後処理(酸洗、メッキなど)して製品化されるが、この工程中高温加工や、焼きなましなど熱処理された金属の表面に酸素の化合物である酸化鉄が生成される。これを通常スケール(Scale)または酸化皮膜と呼び、金属の表面が黒いため黒皮(Skin)ともいわれている。 なお一般的にはこれを硫酸、塩酸などで洗い、表面のきれいな酸洗材として市販される。

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