ドラム缶について

ドラム缶用語集 五十音

E

用語 解説
EIPA European Industrial Packaging Association
欧州産業容器工業連合会(アイパ) (SEFA,SERRED,SEFFI,SEFDIで構成される新缶、更生缶を合わせた組織)【欧州】
EuPC European Plastics Convertors
欧州プラスチック工業会【欧州】
EN European Standards
欧州規格【欧州】
ENV European Pre-standards
欧州仮規格、欧州暫定規格【欧州】
ELV指令 End - of Life Vehicles Directive
2000年に制定された欧州議会、理事会指令で、EUの使用済み車両からの廃棄物の低減、適正化処理を規定している。
ESIS PBT Europian Chemical Substances Information System PBT
欧州化学物質公表システム (難分解性、生物蓄積性、毒性)
PBT(難分解性、生物蓄積性、毒性)物質について、REACH規則の第57条の条件を満たしたものが将来SVHCに位置づけられる。
(シート)エッジグラインダー
(Sheet) Edge grinder
鋼板のシャーエッジの酸化膜を除去し、ドラム胴体シーム溶接の品質を安定させるため鋼板端部を研磨する機械。 鋼板品質が悪かった時代によく用いられたが、近年鋼板品質の安定化が進み、現在では表面処理鋼板のエッジ部めっき剥離(溶接性改善が目的)等にのみ使用されている。
エキスパンダー
Expander
円筒状の缶胴体を割型により内部より圧拡成形する機械。
可撓性(かどうせい)
Exfoliation resistance, Flaking resistance
金属板上塗膜は屈曲することで亀裂、剥離を生じる。塗膜の可撓性とはこの亀裂、剥離の発生の出にくいことをいう。可撓性評価の方法は塗料のJISに規定がある。
電気亜鉛めっき鋼板および鋼帯
Electrolytic zinc-coated steel sheets and coils
熱間圧延軟鋼板、又は冷間圧延鋼板に電気メッキラインで亜鉛めっきを施した鋼板をいう。 使用目的によっては合金成分を添加してメッキ処理を行うものもある。
エポキシ樹脂系塗料(1)
Epoxy resin
エポキシ樹脂を塗膜主要素とする塗料。 特に耐アルカリ性にすぐれ、耐酸性、耐溶剤性、耐水性もよい。 またフェノール樹脂に比し、塗膜密着性、可撓性がよい。
エポキシ樹脂系塗料(2)
Epoxy resin
おもに高温焼付けタイプの塗料に多く用いられている。 密着性が良く、硬化すると耐薬品性・耐水性・可撓性(タワミやシナリに対する強さ)に優れるため、内面塗装として最も多く使用されている。 (おもな特徴:耐弱アルカリ性・熱硬化性・耐溶解性・密着性・可撓性)
外面用塗料 Exterior coating ドラムの外面用塗料とは鋼製ドラムの外面の防錆と美観の保持を目的としたもので、必要とする品質特性は密着性(被塗物であるドラムの表面に塗った塗料が剥がれ難いこと)、耐候性(いろいろの気象条件、環境下でも塗膜が安定していること)に優れたものが主として用いられている。 フタル酸系塗料も一部使用されている。

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