ドラム缶用語集 五十音
T
用語 | 解説 |
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鋼製タイトヘッドドラム Tight head steel drum |
ドラム缶の天板および地板が胴体に永久的に固定されており、天板に注入口および換気口としての口金があるもの。 JIS Z 1601で規定されている鋼製タイトヘッドドラムをいう。 |
天板 Top cover, Top head, Top end |
ドラム缶は胴体・天板・地板の3部分から構成されており、天板には注入口と換気口の2つの口金がそれぞれ1個取り付けてある。 |
仮栓 Temporary stopper |
容器の外装を塗装する際に、内部への塗料侵入を防ぐため口栓に取り付けるもの。 使い捨ての紙製や使い回しできる金属製のものがある。 |
熱硬化性 Thermosetting property |
塗膜の形成の仕方としては二種ある。 一つは塗装後に加熱等により樹脂間の架橋反応が起り高分子化するものである。乾燥後は溶剤に対し耐性を持つ。加熱により架橋するものを熱硬化性という。 もう一つは単純に溶剤の揮発により塗膜形成するもので耐溶剤性はない。 |
膜厚計 Thicknessmeter |
金属・非金属の表面に施された皮膜(塗膜等)の厚さを計測する機器。電磁式、渦電流式、超音波式などがある。 |
ティンフリースチール Tin free steel |
錫を使用しないぶりき代用の表面処理鋼板をいう。焼鈍・調質圧延された冷延コイルに電解クロム酸処理を施し、表層に金属クロムおよびクロム水和酸化物層を折出させたもので、缶用材料として広く利用されている。TFSと略記される。 JIS規格としてはJIS 3315 に該当する。 |
ぶりき板 Tin plate sheet |
焼鈍・調質圧延された冷延コイルにすずめっきを施したものをぶりき板という。 ぶりき板は、電気すずめっき処理した電気めっきぶりき板である。 JIS規格としてはJIS G 3303に該当する。 |